高配当株に興味あるんだけど、具体的にどうやって選べばいいの?
優良株を見つけるおすすめスクリーニング条件ってあるの?
そんな疑問や不安を解消するために、今回はおすすめのスクリーニング条件やツールを画像を交えて具体的に解説します。
- 高配当株の選び方とは
- 最強のおすすめスクリーニング条件
- 実際に選定!おすすめ高配当株3選
この記事を読み終わった後には…
高配当株選びの基準がすごく参考になった!
自分でも銘柄のスクリーニングできそう!
といったように感じてもらえたら嬉しいです。
この記事は、
- NISA投資歴7年
- FP2級技能士の資格保有
- 借金200万から純資産5000万達成
- 年間配当金は100万円超え
のぼく「ダズぱぱ」が自身の投資経験と専門知識をもとに作成しています。
この記事を読めば、優良銘柄の選び方がわかり
配当金があなたの人生を豊かにしてくれるはず!
高配当株の選び方とは
高配当株投資の目的は、定期的に配当金の受取るインカムゲイン(配当収入)です。
投資には株価の上昇によるキャピタルゲイン(売買益)もありますが、
- 選ぶ銘柄
- 投資で大切なこと
- 売却の考え方
など、全く別の投資手法なのでしっかり分けて考えるようにしよう。
「インカムゲイン」を重視!
高配当株投資で大切なのは「インカムゲイン>キャピタルゲイン」で、具体的には以下のような選定基準が重要になります。
- 安定して稼ぎ続けてるか?
- 減配リスクが低いか?
- 借金など財務が健全か?
この3つを押さえるだけで高配当株で失敗しにくくなります。一時的に高い利回りの配当金などや株価の値上がりに惑わされることなく、安定した配当を生み出す銘柄を選びましょう。
高配当株に大切なのは「安定したインカムゲイン」だよー!
最強のおすすめスクリーニング条件とは
高配当株を選定する際に重要なのは、効果的なスクリーニング条件の設定です。今回は、高配当株投資家に人気のツール「銘柄スカウター」を使った10年間のデータに基づくスクリーニング方法を紹介します。
まずは以下のステップに従って準備を進めましょう
これでスクリーニングの準備が整いました。次に、効果的なスクリーニング条件を順番に見ていきます。
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条件1:配当は連続増配がベター
スクリーニング条件の1つ目は「配当金の連続増配」です。
できるだけ長く連続増配している方が望ましいですが、数年前にコロナショックの影響で多くの銘柄が連続増配をストップしました。なのでボクは「連続増配年数2年以上」でスクリーニングをしています。
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これが無料なんて…ホントにありがたい
条件2:配当利回り3%以上
スクリーニング条件の2つ目は「配当利回り3%以上」です。
ぼくは配当利回り3%以上にしてるけど、それぞれ自分が求める利回りに設定しよう!
高配当株の利回り・主な分析用語の意味や目安を知りたい人はこの記事でもっと詳しく解説してます。
条件3:業績は「成長」より「安定」重視
スクリーニング条件の3つ目は業績は「成長」より「安定」重視です。
「10年前から0%以上成長って意味あるの?」と思うかもですが、これだけでも上場企業3934社を1552社(全体の39%)まで絞れます。
条件4:利益率は5%以上
スクリーニング条件の4つ目は「本業の利益率が5%以上」です。
ほとんどの業種は営業利益率で問題はないですが、「銀行」や「保険」など特定の業種は、営業利益率ではなく「経常利益率」でスクリーニングすればOK。
条件5:ネットD/Eレシオが100%以下
スクリーニング条件の5つ目は「ネットD/Eレシオが100%以下」です。
ネットD/Eレシオって何という人も多いと思うのでサクッと解説をしておくと
ネットD/Eレシオ =(有利子負債-現金同等物)÷ 自己資本 × 100
つまり持っている現金では返しきれない借金が自己資本どれくらいの割合あるのかを測る指標です。
ネットD/Eレシオは低いほど健全。ぼくは100%以下を目安にしてるよ。
条件6:配当性向が70%以下
スクリーニング条件の6つ目は「配当性向が70%以下」です。
配当性向 = 配当金総額 ÷ 当期純利益 × 100
つまり企業が株主に対し自社の利益をどれだけ配分しようとしているかを測る指標です。
ぼくは、他条件なら当てはまらなくてもイエローカードでバランスみて判断、配当性向は70%超えたら一発レッドカードで買わないって決めてる
スクリーニング結果:おすすめ高配当株3選
ここでは、上記の条件を基にスクリーニングした結果の中から、特におすすめの高配当株を3銘柄紹介をしていきます。
1銘柄目:三井住友FG(8316)
おすすめの高配当株の1銘柄目は「三井住友FG」です。
- 予想配当利回り:4.00%
- 24年3月期 配当金:1株240円
- 23年3月期 配当金:1株270円
KDDIってどんな企業?
三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)は、日本を代表する大手金融グループの一つです。銀行、証券、リース、消費者金融など多様な金融サービスを提供。国内外で広範なネットワークを持ち、特にアジア地域での強固なプレゼンスを持つ。安定した資産基盤と幅広い顧客層が特徴で、金融業界の中核的存在として国内外で高い評価を得ている。
2銘柄目:KDDI(9433)
おすすめの高配当株の2銘柄目は「KDDI」です。
- 予想配当利回り:3.15%
- 24年3月期 配当金:1株140円
- 23年3月期 配当金:1株135円
KDDIってどんな企業?
KDDIは、日本の携帯電話通信事業で国内第2位の大手電気通信会社。約9.8兆円の時価総額を誇る大型株。グローバル事業では世界60都市に100拠点のネットワーク、20都市以上に「TELEHOUSE」データセンター。決済・金融事業、ケーブルテレビ、テレビ通販などの新たな事業領域への進出も。
3銘柄目:三菱商事(8058)
おすすめの高配当株の3銘柄目は「三菱商事」です。
- 予想配当利回り:3.13%
- 24年3月期 配当金:1株180円
- 23年3月期 配当金:1株210円
三菱商事ってどんな企業?
三菱商事は、日本を代表する総合商社の一つ。世界各国に幅広いビジネスネットワークを持ち、エネルギー、機械、化学品、食品など多岐にわたる産業に事業を展開。多角的な事業ポートフォリオとグローバルな事業展開が特徴。国内外で多くの関連会社を持ち、安定した事業基盤を持つ大手企業。
高配当株投資でよくあるQ&A
Q1:高配当株投資におすすめの証券会社はどこ?
結論:個人的にはSBI証券が最もおすすめです。
一番の理由は「業界屈指の格安手数料」です。 国内株式の売買手数料は「なんと0円」で証券会社としては驚異的な手数料プランを提供してます。
ちなみに、高配当株投資家157人に「メイン口座で使用している証券会社はどこですか?」とアンケートを取ったところ、下記のような結果になりました。
※アンケートは運営しているInstagramで実施。
Q2:配当金で月3万円もらうにはいくら必要?
結論:配当利回り4%で計算すると、約900万円の投資が必要です。
Q3:配当金はいつもらえるの?
結論:年に2回、権利確定日から2〜3ヶ月後にもらえるのが一般的です。
まとめ:高配当株で失敗しないためには
高配当株で失敗しないためには、高い利回りや知名度だけで銘柄を決めるのではなく、ポイントを押さえた銘柄選びががとても重要です。知識だけインプットしていてもなかなか理解が深まらないので、まずはインフルエンサーがおすすめしてる銘柄をこのスクリーニング条件でチェックしてみるところから始めてみるのもいいでしょう。
ちなみに、今回紹介したおすすめのスクリーニング条件で銘柄検索してみると、東証プライムだけで182銘柄も抽出されます(2023/12/18時点)。個別に見ていくには少し多いので、初心者の方は「時価総額3000億円以上」の大型株に絞ってみると40銘柄になるのでチェックしやすくなると思います。
この記事で紹介した3銘柄以外にも優良な高配当株を知りたいという人は、ぜひ自身でスクリーニングしてみてくださいね!
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