クロス取引とは、株の売りと買いを同時に行うことで
株価変動リスクをなくし、株主優待をお得にもらう方法のこと
特に「懸賞」とか「ふるさと」やってる人におすすめ!
- 懸賞と違って「必ずもらえる」
- ふるさと納税と違って「上限額がない」
クロス取引とは
クロス取引とは、株の売りと買いを同時に行うことで
株価変動リスクをなくし、株主優待をお得にもらう方法のこと
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株を買う ⇒株価が上がればプラスに!
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株を売る ⇒株価が下がればプラスに!
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株の売買損益 →ゼロ(同時に同数売買する)
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取引手数料 →決まった手数料(予め計算できる)
クロス取引デビュー
の参考になれたら嬉しいです
クロス取引の準備
1.証券会社の口座を開設する
クロス取引ができる主な証券会社の以下です。
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SMBC日興証券
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SBI証券
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楽天証券
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マネックス証券
SMBC日興証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | |
一般信用銘柄数 | 約2000 | 約1000 | 約1500 | 約1500 |
信用取引の手数料 | 全て無料 | 100万円まで無料 | 100万円まで無料 | 100万円まで無料 |
現物取引の手数料 | 現引き使えば 全て無料 |
100万円まで無料 | 100万円まで無料 | 100万円まで無料 |
現渡の手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
貸株料 | 無期限:1.4% | 無期限:1.1% 短期:3.9% |
無期限:1.1% 短期:3.9% |
無期限:1.5% |
クロス取引するための証券会社としては頭1つ抜けてますね!
2.信用取引の口座を開設する
信用取引の審査とは?
- 定期的に収入があるか
- 金融資産残高が十分にあるか
- 口座での取引実績があるか
- ハイリスクな取引と認識しているか審査通過できるよう、口座開設申込の説明文・契約書類・質問文はしっかり目を通して、うっかりミスで引っ掛かることがないようにしましょう。
審査に落ちてしまったら
元々取引実績があったSBI証券でしばらくクロスやってました💦
一般信用で売建を行う
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制度信用取引所が選んだ銘柄で信用売買が可能。逆日歩(ぎゃくひぶ)というコストがかかる可能性がある(事前に予測は難しい)。
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一般信用(無期限・短期)逆日歩が発生しない。売買手数料・貸株料などのコストがかかるが事前にコストがわかるため、計算がしやすい。短期・無期限と2種類ある
そのため、クロス取引は予測不可能なコストがかからない「一般信用」の安心して取引できます。
(参考)各社の無期限・短期の返済期限と貸株料
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無期限 | 短期 | ||
返済期限 | 貸株料 | 返済期限 | 貸株料 | |
SMBC日興証券 | 3年 | 1.40% | 取扱なし | |
auカブコム証券 | 10年 | 1.50% | 取扱なし | |
SBI証券 | 無期限 | 1.10% | 15営業日 | 3.90% |
楽天証券 | 無期限 | 1.10% | 14日 | 3.90% |
無期限の方が貸株料安いってどうゆうこと?
クロス取引のやり方を勉強し始めた時によくわからなかったポイントなので少し丁寧に解説しますね。上記の貸株料(貸株料率)は1年間(365日)借りてた場合の料率で、貸株料は下記のような感じで算出されます。
(例)SMBC日興証券(無期限)の100,000円の株を20日間借りた場合 貸株料:77円 = 100,000円 x 1.4% x 20日/365日
だから、1週間前に無期限の在庫があれば、貸株料が安い無期限を使った方がいいけど、人気が高い銘柄は、貸株料が高めの短期にしか在庫がなかったり、もっと人気が高いものは、1〜2ヶ月くらい前から無期限の在庫を確保していかないと、狙ってる銘柄をクロス取引できないということになります。
この辺りはやっていけばだんだんわかっていくので、ざっくり理解できればあとは実践しながら理解を深めていけば大丈夫です。
クロス取引を始める時期
一般信用・短期で売建てを行う開始時期は証券会社によって違います。
- SBI証券
一般信用(短期)は平日のみで約定日から15日目以内が権利落ち日になるように注文しましょう。 - 楽天証と auカブコム証券
一般信用(短期)短期は土日祝日も含めて、約定日から13日目以内が権利落ち日になるように注文しましょう。
また「一般信用の無期限」を利用してクロス取引をする時は、売建の在庫があればいつ注文を入れても大丈夫です。でも早くから注文するとその分だけ貸株料が長期でかかるので、事前にコストを計算し、その銘柄の人気度を考えてからクロス取引の開始時期を決めるのがいいです。
各証券会社の在庫状況をざっくり把握するなら
「GL優待クロス」というアプリがオススメ
クロス取引の手数料・コスト
- 現物買付手数料
株価や一日の取引額などで変わる - 一般信用売建手数料
株価や一日の取引額などで変わる - 貸株料
株価や借りる日数などで変わる - 現渡手数料
どの証券会社も無料
※いつ現渡するかで「借りる日数」に影響する
- 借りている日数は土日祝日もカウント
- 株の受渡日(約定日・決済日から3営業日後)を基準として日数をカウント